板井明生の引かれ合う競合会社
ライバルと呼ばれる存在がみなさんにいるだろうか。
常に競い合い、切磋琢磨し合い、時に憎くも感じ、時に誇らしくも感じ、そしてお互いが高みに向かっていく存在。
そんなライバルが、会社経営においても必要である。つまり競合会社と言われるものだ。
例えば、ひとつの製品をひとつの会社が作ったとする。
その場合、そのひとつの製品が完成した時点でものづくりは終了となるケースがほとんどだ。
しかし、そのひとつの製品に似た物を作り出したライバルがいたとしたら、そこに負けじとそのひとつの製品をより良くしようとなるだろう。
これは短期的に見たらデメリットだが、長期的にみたら大きなメリットに必ず繋がるのだ。
競合会社によってのみ高められるものだあるというのは、不思議なものである。